この記事では、物理基礎「力の種類」の解説をしていきます。
この項のポイントは以下の2つです。
- 力の種類
- 力の合成・分解
物理基礎の第一歩となる力学で、絶対に覚えておく力の種類を解説します。
力学の基本かつ、これさえ覚えておけば解ける問題も多数あります。
高校物理の、いいスタートダッシュを切りましょう!
力の種類
この項目を勉強する意味は「力学で覚えておかなければならない分野。問題文を理解するために必要!」です。
それでは、勉強していきましょう。
覚えておくべきは、以下の6つのみ。6個さえ覚えれば、物理基礎・力学の力の種類はオーケー!
- 重力:物体が地球に引かれる力
- 張力:(重さのない)糸が物体を引っ張る力
- 垂直抗力:面が物体を支える力
- 弾性力:変形した物質が元に戻ろうとする力
- 静止摩擦力:物体が動き出すのを妨げる力
- 動摩擦力:動いている物体にかかる摩擦


テッド
6個覚えればいい。
逆に、これを覚えてないと問題は解けません。
力の分解・合成
この項目を勉強する意味は「物質の動きは、これさえ覚えておけばなんとかなる。この考え方が全ての基礎になるので、初見の問題でも正解を目指せる」です。
解説していきます!
力の合成
力の合成の方法は、以下のことを覚えておいてください。
- 合成した力Fは、物質にかかる力F1とF2の合計になる
- 片方の力の始点を、もう片方の矢印の先端に合わせると分かりやすい

力の分解
力の分解の手順は、以下の通りです。実質3ステップで、力の合成と逆の手順を踏んでいます。
- 斜め方向の力Fをx軸とy軸に分けることを考える
- Fの始点からx軸とy軸を書く
- Fの矢印の先端からx軸とy軸を下ろす
- Fの始点から、軸と垂線まで分解した力を書く


テッド
物質の運動の基本は、x軸とy軸で考えることです。
斜めにかかる力は分解するクセをつけよう!
まとめ
力の種類について理解できましたか?
ポイントをまとめますね。
- 力は6種類覚えておく
- 物質の運動は、x軸y軸で考える
物理は考え方がなかなか難しいですが、コツを掴んでしまえば、暗記が少ないので特典しやすい分野です。
基礎を覚えて演習を繰り返すのが、王道の勉強方法です。
さて、しっかり理解したら次の単元に進みましょう!
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