- 高校生になって、テストで平均点以下しか取れなくなった
- それどころか、赤点もありえる点数しか取れない
こんな悩みを解決していきます。
中学生のときはテストでそこそこ点数が取れたけど、高校生になったら周囲の同級生のレベルに愕然。
テストについていけなくなり、平均点以下しか取れなくなるという人は珍しくありません。
次のテストの点数が悪いと、親にゲームなどを没収される危機な人もいるはず。
実は、偏差値52の高校から名古屋大学に現役合格した僕も、高校1年生の頃は定期テストで平均点以下どころか、赤点も取った経験もあります。
しかし、ある勉強のコツを覚えたら成績はすぐに上がり、高校2年生では余裕でテストで平均点以上を取れるようになったんです。
そして、高校3年生の頃には学年トップになってました。
僕が平均点以下の学力を上げて周りをぶち抜いた方法は「難しい問題は捨てて、基本的な問題だけを確実に正解する」です。
難しい問題なんて、賢いヤツに解かせておけばイイ。
平均点を目指すあなたは、基本を押さえるだけですぐにテストの点数が上がりますよ。
今回の内容は以下の3つです。
- 高校のテストで平均点以下の人が、ライバルをぶち抜く方法
- テストで平均点以下の方にありがちなこと
- 平均点を取ったら、次は上位30%(偏差値55)を目指そう
この記事を読めば、定期テストで平均点以下の学力を爆上げして、平均点越えどころか志望大学の圏内にも届いちゃうかも。
さて、解説していきます。
目次
高校の定期テストで平均点以下の人が、ライバルをぶち抜く方法
早速、高校のテストで平均点以下のが取れない人が、基本を身につける方法を解説します。
身につけ方と言っても単純で、「例題レベルの問題を繰り返しやる」だけ。
脳が「もう飽きた!」と悲鳴をあげ、問題を見て一瞬で答えが思い浮かぶまで、教科書の例題レベルの問題を繰り返しましょう。
基本的な問題を押さえるだけで、余裕で平均点は取れます
実は、基本的な問題を押さえるだけで平均点は取れちゃうんです。
学校や塾の先生も言うように「基本的な問題が最も大事!」。
「そうだよなあ、基本って大事だよなあ」ってみなさんも納得だと思います。
でも、そもそも「基本的な問題」ってなんでしょう?
改めてそう聞かれると、難しい・・・。
なので、「基本」という言葉の定義を調べました。
判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと。基礎。「基本の型」「基本を身につける」「基本に忠実な演技」
出典:コトバンク
どうやら、「よりどころとなる大もと」というのがキーワード。
分かりやすくスポーツで言うと・・・、「よりどころとなる大もと」は体力ですね。
そして、ひたすら走れば誰でも体力が付きます。
勉強に戻すと、基本問題というのは「覚えるだけで誰でも解ける問題」ということ。
誰でも解ける問題なら、絶対取りましょう。教科書で言うと例題レベルですね。
基本問題と応用問題の1点は同じ価値です。
応用問題を解いて満点を狙う必要はないので、基本問題だけ押さえて平均点を取ってみましょう。
世の中、基本ができていない人が多い!
誰でもできるなら、みんなできてるんじゃないのー?って思いますよね。
世の中、思っている以上に基本ができてない人は多いんです。
例えば、偏差値50程度(ちょうど平均くらい)の琉球大学・教育学部を見てみましょう。
wikibooksによると、琉球大学・教育学部の試験は以下のような難易度です。
琉球大学では医学部医学科を除いて、センター試験が合否を決めると言えるほど、センター試験の配点が高い。そのため、琉球大受験生は、センター試験対策の勉強に力を入れること。センター得点率の目安は、文系学部は65%、理系学部は60%程度を目指そう。
二次試験の問題だが、基礎的なレベルが出題される(文系の場合、英語、もしくは小論文のみ)。教科書に基づいた高等学校の授業をしっかりと勉強していれば解けるような問題ばかりである。
出典:wikibooks
どうやら、基本を押さえれば解ける難易度ですね。
そして、琉球大学・教育学部の倍率は2.1程度。
教科書レベル、つまり基本の問題ができれば解ける試験を、2人に1人は落としているんです。
どうですか、思った以上にみんな基本が出来ていないと気がつきましたか?
高校の定期テストで平均点以下の方にありがちなこと
続いて、6年の講師経験がある僕が、テストで平均点以下の生徒さんにありがちだったことを紹介します。
- 勉強ではなく作業になっている
- 参考書や塾、家庭教師に目移りしてしまう
- 満点を取ろうとする
勉強ではなく作業になっている
まず、勉強時間が少ない場合が多いです。
とはいえ「1日5時間やれ!」ということではなく、課題は答えを丸写ししていたり、勉強というより作業に近いってことです。
作業は頭を使わないので楽な上、勉強してる感も出るのでやってて楽しいですが、それは勉強とは言えない。
問題を解いて、自分の頭で考える(脳に負担をかける)ことを意識してください。
とはいえ、分からない問題を悩んでずっと考えているのも時間の無駄。
以下の勉強法を試してください。
- 考える問題:5分考えて分からなかったら、答えを見て理解する
- 暗記問題:一瞬で分からなかったら、答えを見る
数学などの考える問題は、5分考えてできなかったら30分経ってもできない可能性が高い。
答えを見て、理解して、再び解いてみましょう。
そして、暗記問題は一瞬で分かるくらいにすると、テストでも安心。

部活やバイトの時間を削る必要もないよ。
平均点越えは、楽勝なので。
参考書や塾、家庭教師に目移りしてしまう
基本が大切なんて、みなさんすでに分かっているはず。
でも、できていない人が多いのはなぜ?
その理由はこれ、基本は数日で身につくものではないので、勉強していくうちに「このままでいいの?」という気がして辞めちゃうんです。
基本問題を見た瞬間に解法が思い浮かぶくらいやって、初めて身についたと言えます。
無意識に答えられるくらい、基本をとにかくやりましょう。
あとは、情報収集に時間をかけて行動に移せない人も多い。

勉強しなきゃ!まず、勉強法を検索して、問題集は買った方がいいかな?
どうせやるなら、質の高い勉強をしたいからね。口コミを調べよう!
塾も行った方がいいのかな?
・・・そんなことを考える工程は必要なし!
平均点以下の子は塾も必要ないでしょう。塾は通うだけで点数が上がる施設ではありません。
まずは、余計なことを考えずに教科書をやる。これに尽きます。
平均点が低いテストでも、満点を取ろうとする
最後に、満点を取ろうとしちゃうのもダメ。
満点なんて賢いヤツでも無理なので、欲を出して応用問題に手を出さないように!
平均以下だったら、とにかく基本・基本・基本です。

平均点が90点くらいなら満点狙ってもいいけど、30点くらいのテストなら、難しい問題は捨てたほうがよっぽどいい。
定期テストで平均点を取ったら、次は上位30%(偏差値55)を目指そう
平均点を取ったら次は、上位30%を目指しましょう。
偏差値でいうと55。
なぜ上位30%なのかというと、基本問題を押さえてもそのくらいで「壁」があり、応用問題に手を出し始める時期だから。
僕は塾や家庭教師で6年間講師をしてきた経験上、以下の偏差値に壁を感じています。
割合 | 偏差値 | 壁の名前 |
上位50% | 50 | 平均点の壁 |
上位30% | 55 | 基本をある程度正解の壁 |
上位15% | 60 | 応用も正解の壁 |
上位5% | 65 | 正しい努力の壁 |
ご覧の通り、平均点以下は壁が存在していません。すぐ上がります。
基本を全問正解したら偏差値55くらいはいくので、応用に手を出すのはそれからですね。
僕が理数系科目で高い点数をとった勉強法を紹介
理数系科目で平均点を超えるようになってきたあなたは、次は「問題を解かない」という勉強方法を試してみてください。
普通は「問題を読む」→「式を立てる」→「計算する」→「答え合わせ」ですよね。
これを「問題を読む」→「式を立てる」→「答え合わせ」にするということ。
立てた式が正解だったら、最後まで問題を解く必要はありません。
問題を解く上で最も難しい工程が「式を立てる」なので、それさえクリアすればオーケーという考え方。
ただ、答え合わせの特殊な計算方法を使わないかのチェックは必要なので忘れないように!
僕はこれで点数を爆上げしました。

ただ、この方法では計算力は身につかない。
基本を身につけた後の方法だと覚えておきましょう!
まとめ:テストで平均点以下の高校生は、まずは基本を身につけよう!
高校のテストで平均点以下の方は、まずは基本を嫌という程やってみようというお話でした。
この記事を簡単にまとめてみますね。
- 一瞬で解答方法が分かるまで、基本をやる
- 勉強を作業にしないように!
- 平均点を取ったら、次は上位30%(偏差値55)を目指そう
努力をしているつもりだけど、平均点も取れないと嘆いている方。
平均点までは壁なんてありません。
誰でも取れるので、頑張って基本問題を自分のものにしましょう!
ぜひ、下の記事も読んでみてくださいね。
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