- 部活などで忙しくて、勉強ができない
- 忙しい高校生でも効率よく勉強できる方法を教えて欲しい
こんな疑問に答えていきます。
部活に人付き合いに、高校生って忙しいですよね。
そんな中で「勉強しろ!」ってなると、毎日の課題を終わらすだけに精一杯になってどうしても時間が足りません。
僕は部活はダラダラやってましたが、通学に自転車で1時間弱かかっていたので、本当に時間がありませんでした。
1時間なんて甘い甘い!自分は1.5時間はかかるぞって人もいるでしょう。
野球部とか厳しい部活だったらさらに時間はないはず。
しかし僕は、そんな忙しい中でも時間を有効活用して勉強をし、名古屋大学に現役で合格することができました。
今回は、そんな僕が毎日忙しい高校生に向けて、時間の活用術を伝授します。
- 勉強の上手なやり方が分かり、成績が上がる
- 時間の有効な使い方が分かる
この記事を読めば、毎日忙しいあなたでも成績を上げることができ、趣味の時間まで確保できます。
それでは、解説していきます。
目次
忙しい高校生に贈る、時間活用術
早速、時間活用術について紹介していきます。
なお、トイレの壁に周期表を貼って覚えるとか、好きな教科をやってとりあえず勉強するとか、そんな話ではありません。
周期表は1週間もすれば壁の模様に早変わりしますし、あなたは「とりあえず勉強」ができないから困っているはず。
- 今日やるべきことを整理する
- 超集中する
- 隙間時間はエネルギーをチャージする
- 毎日改善する
今日やるべきことを整理する
まずは、以下の図を使って今日やるべきこと(タスク)を整頓しましょう。
縦軸は「緊急」と「いつでも」、横軸は「やりたい」と「やりたくない」で、ABCDのエリアに分かれています
今日家でやりたいタスクが以下の4つだったとします。
- 学校の課題
- 英単語10個覚える(自主勉強)
- ゲーム
- 部屋の掃除
これらを図に当てはめていきます。
最初にやるのは、緊急性が高くてやりたくない学校の課題ですよね。
こう考えると、A→B→C→Dの順にタスクを潰していけばいいことが分かりますね。
毎日この図を書いて、自分が何をするべきなのかしっかり見極めましょう。

いつでもいい上にやりたくない掃除はガンガン後回しにしてオーケー。
いずれ緊急性が上がってAエリアのタスクになるまで放置。
超集中する
次にやるべきことは、超集中。
勉強にノッているときの「あれ、もう1時間経ってる!」っていうあの状況を目指すわけです。
超集中のためには、スマホに心奪われないようになんとかしなくてはいけませんね。
ただ、スマホを解約したり絶対使えなくするのはNG。
分からないことがあったらすぐに調べられたり相談できるスマホを使えなくするなんて、もったいなさすぎ。
サイレントモードにして引き出しにしまうなど、視界の外に置くだけでいいでしょう。
勉強に本気になったら、自然とスマホは意識外に消えていきます。

僕はPCの後ろにスマホを置いて視界に入らないようにしています。
これだけで、効果は抜群。
隙間時間はエネルギーをチャージする
忙しい高校生は隙間時間を有効に使え!って言いますが、実際かなり厳しい。
やっと一息つけるわずかな時間まで勉強するの?って悲しくなるはず。
なので、お風呂やトイレといった自分一人のリラックス時間に勉強を持ち込むのは絶対ダメ。
どっかでエネルギーをチャージしなくては、絶対にガス欠します。
隙間時間の勉強なんて効率悪いので、休憩に全力になればオーケーです。

隙間時間に勉強するのは最終手段。
どうしても時間がないから、隙間時間にやるしかないって感覚。
隙間時間、勉強しなきゃもったいなくない?
確かに1日の隙間時間を合計すると、数時間になるかもしれません。
ただ、所詮ぶつぶつと切れてる時間なので、合計することがおかしいです。
隙間時間に勉強できている人は、普段の勉強が間に合わなくて隙間時間に「はみ出している」という感覚でしょう。
勉強しなきゃ落ち着かない、つまり勉強がリラックスの方法になっているということ。
勉強時間が確保できないから、せめて隙間時間くらいは・・・ってのは、無理なんです。
隙間時間に勉強するより、今ある時間を濃いものにするのがベスト!
スケジュールを毎日改善する
最後に、毎日寝る前に1日を振り返って改善をしていきましょう。
タスクを多く設定しすぎたなとか、スマホをいじってしまったなとか、紙によかったこと、悪かったことを書き出すといいですね。
僕はスマホを使えなくすることは推奨しませんが、どうしても我慢できない人は親に預かってもらうなどもアリでしょう。
自分なりのスタイルに日々改善していってください!

チャージのために仮眠すると朝まで一直線って人もいるよね。
ベッドで寝ないとか、工夫するといいよ。
部活をやめたりして勉強時間を増やすのは最終手段
隙間時間に勉強したり、部活をやめたりして勉強時間を増やすのは最終手段。
部活をガンガンやっていても成績がいい人がいますよね?
彼らは部活を一生懸命やり努力の仕方を覚えたので、限られた時間の勉強も頑張れるんです。
基本は、今ある時間を大切にすることを意識してください。

なんなら、部活を辞めて時間を作ってもどうせ勉強しません。
成績の悪い帰宅部がいるのがその証拠。
周りを見て焦らないように!
周りが夜遅くまで勉強していたりすると、自分は怠けているのではないかと焦っちゃうんですよね。
下に示したBenesseの高校1・2年生での平日の学習時間調査によると、実際に平日で何時間も自宅学習していた人が存在します。

出典:Benesse
ただ、勉強時間自体に心配する必要はありません。
だらだら続ける2時間より、あなたの超集中した30分の方が価値があります。
僕が隙間時間の勉強を挫折した3つの理由
僕は何十回も隙間時間に勉強しようとして挫折してきた、いわば挫折のプロ。
僕が隙間勉強が続かなかった理由は以下の3つ。
- 落ち着いて勉強できない
- 勉強を途中で中断させられる
- 短い時間で詰め込むので疲れる
解説していきます。
落ち着いて勉強できない
隙間時間の種類にもよりますが、ほとんどの場合静かに座ってノートを広げられる状況ではありません。
電車や車の中、友達との待ち合わせの前だと街中ですね。
周りがうるさかったりして、勉強に集中できないんです。
片手間の勉強なんて、僕は一切身につかなかったので辞めちゃいました。
勉強を途中で中断させられる
勉強時間が途中で中断させられるのも、僕は耐えられなかったです。
「ここまでやりたい」と決めたらやりきりたいのに、中断させられる。
知識よりイライラの方が大きいはず。
短い時間で詰め込むので疲れる
隙間時間の勉強って、詰め込もうと必死なので疲れます。
特に、通学時間での勉強は僕にとって最悪。
これから学校に行って勉強して疲れるのに、通学で疲れるのは嫌で、勉強を辞めちゃいました。
学校の授業の時間を無駄にしない
時間活用術のキモは、とにかく時間の密度を濃くすること。
なので、授業の時間を無駄にしないようにしましょう。
先生の話をしっかり聞いて、授業中に全て覚えろと言いたいわけではありませんよ。
教え方が下手くそなのか、本当によくわからないことを言う先生もいますからね。
ぼーっと何もしない時間を過ごすくらいなら、内職して課題を終わらせたり、授業を聞いているフリして自主勉強やるとか、有効に使いましょう!

ただ、先生は立場上、内職を見つけたら注意しなくてはいけない。
先生のためにも、バレないように内職してね。
まとめ:部活などで忙しい高校生は時間活用術を身につけ勉強しよう!
この記事の内容を下にまとめますね。
- 時間活用術を身につけ、今ある時間を濃くしよう
- リラックスを軽視しないように!
- 勉強時間を増やすのは最終手段
忙しくて勉強時間が取れないと嘆いているあなた。
ぜひ時間活用術を身につけ、後悔しないように高校生活を送り、受験にも役立ててください!
実は、僕の時間活用術は以下の方を参考に自分なりに改善したものです。
目からウロコの考え方が豊富なので、ぜひ読んでみてください!
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