- 模試で緊張してしまって、実力が出せない・・・
- 普段できている問題も、頭が真っ白になってできなくなる
こんな悩みを解決していきます。
模試って緊張しますよね。
自分の実力が数字として出るんですから当たり前で、僕も死ぬほど緊張していました。
でも、緊張して実力が出せないっていうのは、ちょっと間違った言葉。
例えば、スポーツ選手は自分を鼓舞するために観客を煽って盛り上げることもありますね。
高校野球でも、大音量の応援合戦が行われます。
静かに集中した方が緊張がほぐれて実力が出せそうですが、それをしない。
つまり、緊張していても実力は発揮できるんです。
今回は、緊張とうまく付き合って点数を底上げする以下の方法を伝授します。
- 模試は入試本番ではないと割り切る
- 緊張したらダメという思い込みを無くす
- 普段以上を期待しない
僕はこの方法を実践し、緊張をうまくコントロールして受験を迎え、大学合格を果たしました。
この記事を読めば、あなたも模試や入試で「本当の実力」を出すことができるはず。
それでは解説していきます。
目次
模試で緊張とうまく付き合っていく方法
まず前提知識として、試験で緊張をしないようにするなんて無理なので、覚えておいてください。
また、いろんなサイトで「模試をたくさん受けて慣れろ」って言いますが、そんなたくさん受けられません。

僕はA判定以外取ったことない超余裕な大学の受験でもドキドキしていました。
それでは、緊張とうまく付き合うための以下の3つを解説していきます。
- 模試やテストは入試本番ではないと割り切る
- 緊張したらダメという思い込みを無くす
- 普段以上を期待しない
テストや模試は入試本番ではないと割り切る
模試は入試の本番ではありません。
ただの自分の立ち位置を確認するための試験ってだけで、それほど特別なものではありません。
模試の判定と入試の合否は全くの別物。そう考えると少しは落ち着くかと思います。
模試は緊張している自分の実力を測るためだけに受けるので、全力を出そう!という気持ちすら必要ありませんね。
緊張したらミスをするという思い込みをなくす
緊張しているから普段の実力が出せないってのは思い込み。
普段から自分に制限をかけて、模試と同じ状況にしろ!って言うけど、そんなの無理なんです。
だって、緊張する大きな要因の「雰囲気」が自分では作り出せないから。
なので、緊張は解消する必要なし!

むしろ、緊張するくらいの方がいい!
このくらいの気持ちで試験に挑みたいものです。
緊張してもしなくても実力を発揮できる自分を作り上げましょう。
普段以上を期待しない
普段以上の自分を期待しないようにしましょう。
模試だから慎重に・・・とか、無しです。
むしろ、模試は自分の実力を測るものなので、運で正解した選択肢を喜ぶのはダメ。嬉しい気持ちはわかりますが。
どうでもいい気持ちで受けた試験は落ち着ける
どうでもいい気持ちで模試を受けると、落ちつけるんです。
入試終わった人が、付き合いでセンター受けても「早く終われ」くらいにしか思いません。
僕はTOEICの試験を趣味で受けたことがありますが、緊張ゼロでした。
緊張するってことは本気度が高いって証拠なので、僕はむしろ安心しますよ。

塾の生徒さんが「全然緊張しなかった」って言ったら、心配してました。
よくある質問
僕が塾講師や家庭教師を6年間やってて、よく聞かれたことを紹介します。
普段の勉強でも、模試のように制限時間を意識するのは有効?
緊張を和らげるというより、試験の対策をするのに有効ですね。
普段の勉強に制限時間はないのでいくらでも考えられますが、試験ではそうはいかない。
制限時間付きの形式に慣れるための勉強法という意味で、制限時間を設けてみましょう。

そもそも緊張をほぐす必要もない。
過剰に焦る理由は「時間がないから」です
そもそも、模試の最中に焦って緊張するもっとも大きい理由は「時間がない」です。
以下の流れは、頭が真っ白になる典型的なループ。
- 問題が分からない
- 終わりの時間が近づく
- 早く解かなきゃいけない!
- でも、分からない
- 2番に戻る
僕がかつて陥っていたループですが、あなたも経験があるのでは?
このループに陥らないように、普段から練習するんです。
できない問題は捨てるという選択をしよう
時間がなければ、捨てるという選択をしてください。
試験は時間をかけてじっくり考えれば大部分の人ができちゃうんです。
制限時間を設けて、早く正確に解答できるかという観点でも「ふるい」をかけます。
解けない問題は捨てちゃって構いません。
制限時間が迫っているのなら、その時にできる最善の行動をするだけなので、焦る必要もないんですね。
普段から、本番と同じ食べ物や服装を心がけるのはアリ?
やりたいなら、やってもいいんじゃないの?ってのが正直なところ。
服装や食べ物を統一したところで、模試や受験本番と同じ雰囲気を再現するのは不可能。
本人が普段と本番を同じにすることで安心するなら、やればいいと思います。
お腹の薬、カイロ、お気に入りのキーホルダーなどと同じお守りみたいなものですね。

ジンクスやルーティーンみたいなものだね。
本人にしか分からない効果がある。
緊張で実力が出せません、パニックになっちゃいます
まず、出せない実力は、実力ではありません。
緊張しいのあなたは、緊張を抑えるのではなくて、うまく付き合っていくことが大切ですよ。
- 模試は入試本番ではないと割り切る
- 緊張したらダメという思い込みを無くす
- 普段以上を期待しない
これをしっかりと心に刻んでください!
模試の最中に緊張して頭がまっしろになった場合の応急措置
とはいえ、模試の最中に緊張から焦ってしまうことがあります。
焦ったものはしょうがないってことで、解消法は「周りを軽く見る」です。
「軽く」ですよ。目配せ程度で、カンニングは絶対ダメ。
幽体離脱して、上から教室全体を見渡すイメージでもいいですね。
心配性な人は、顔を上げて前を見るだけでもオーケー。
周りを見たら、以下の3つのことが分かります。
- 問題が解けなくて顔面蒼白な人
- 完全に諦めてボーッとしている人
- 暇そうにあくびをしている試験官
一生懸命に問題を解いている人には申し訳ないですが、多種多様で結構笑えます笑
試験官もめちゃくちゃ暇そう。
これをやると、焦っているのは自分だけじゃないんだなあって思えます。
そして、顔面蒼白、諦めモードの人には確実に勝っているので、安心できます。
落ち着いた気持ちで、もう一回問題に向き合う気持ちが湧いてくるはず。
まとめ:模試の緊張をゼロにはできない。うまく付き合っていこう
緊張への対処方法が分かりましたか?
以下、この記事でわかることのまとめです。
- 模試は入試本番ではありません
- 緊張した方がむしろ安心
- 普段以上を期待しない
緊張から普段の実力が出せないと嘆いているあなた。
緊張含め、あなたの実力なんです。
自分の気持ちとうまく付き合っていくテクニックを身につけ、実力を高めていきましょう!
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